【後悔しないために】大手企業からベンチャー企業へ転職を考えたときに必ずやるべきこと【ブラック企業を避ける/私の実体験】

今日は大手企業からベンチャー企業への転職を考え始めた時に必ずやっておくべきこと、確認すべきこと、についてご紹介したいと思います。
大手企業で働いているけど、このままで将来良いのか不安になる。。
ベンチャーに転職していった同期、挑戦してる感じがして羨ましいな
大手VSベンチャーみたいな特集が最近多くて気になってしまう
最近特に流行ってますよね。わかります。
個人的には「大手とベンチャー、どちらが優れているか」「新卒で入社するなら大手とベンチャーどっちが良いか」といった議論について、答えは人それぞれだと思っていますので、一括り回答は難しい、と考えています。
その上で、私自身はいわゆる大手企業、中小企業、ベンチャー企業といくつかの環境で働いてきました。
ちなみに現在は、無職専業主夫をしています!
今日は自分の実体験踏まえて、大手企業からベンチャーの世界へ飛び込んでみようか、と考え始めている方に向けて、少し背中を押せるような記事をかければと思います。
【後悔しないために】大手企業からベンチャー企業へ転職を考えたときに必ずやるべきこと【ブラック企業を避ける/私の実体験】
- ベンチャー転職への疑問や不安が減少
- 疑問や不安の原因がわかり、具体的アクションが明確に
- 明日からの行動が変化
この記事の目次
【情報の整理】事前に調べておくこと

不安の大半は、「何がわからないか、それがわからない」という状況から生まれてきます。
漠然とした不安は情報を取得して、整理することで解決していきます。
一つずつ、可能なものから調べて整理していきましょう。
財務状況・売上高
ベンチャー企業といっても様々。
起ち上げたばかりの企業に創業メンバーでジョインという場合もあれば、すでに一定の売上がコンスタントにあり、事業拡大フェーズの企業という場合もあります。
そんな中で気になるのが、売上高や財務内容かと思います。
最低限、知っておきたいですよね。
上場企業であれば、有価証券報告書を見れば良いのですが、未上場の会社は情報公開が義務づけられてはいないので、このあたり、オープンにされていません。
未上場会社の財務内容を調べる方法には以下のものがあります。
- 企業のHPを調べる
- 帝国データバンク『TDB企業サーチ』で調べる
- 会社四季報 未上場会社版で調べる
- 企業本体、経営者(層)アカウントのTwitter、noteなどのSNSを調べる
- 転職サイト掲載の企業情報を調べる
- インターネット記事から調べる
※未上場会社の財務内容を調べる方法の詳細については以下の記事で紹介しています↓
《あわせて読みたい》
【社会人必須スキル】未上場会社の売上高や財務内容を調べる方法【ベンチャー企業への就職、転職活動にも】
例えば、自分で帝国データバンクの調べた結果、先進的な技術やアイデアでメディアに取り上げられているベンチャー企業であっても、実は売上高数百万円なんてこともざらにあります。
アイデア、技術が話題となっても、まだ売上に結びついていないケースですね。
このように自分で調べていくと、実はその話題の技術の裏では、売上のほとんどは地道な営業活動によるもの、ということがわかったりと、企業への理解も深まります。
その調べた結果をもって、その企業で働きたいか、自分のやりたいことが叶うか、という観点もより深まります。
そのためにもしっかりとした企業のリサーチをしておきましょう。
具体的な業務内容
ベンチャーへの転職の場面について、言うまでもなく企業側は即戦力の人材を必要としています。
どういったポジションで、どんなスキルを持っている人材を欲しがっているのか、しっかりと確認しましょう。
当たり前のことですが、ベンチャー企業に教育にお金と時間をかけている暇はありません。
仮にこれまでの自身の経験と全く違う業種へ転職する場合、相当の準備と勉強が必要となるでしょう。
また、ベンチャー企業については、各業界の古き慣習や制度に対して、新しい手法で解決策を提示している企業も少なくありません。
そのため、業界構造や業界に特化した課題についても、十分な理解が必要です。
業界研究には今も昔も秀和システムの「よくわかるシリーズ」がおすすめです。


企業風土・文化・カルチャー
こちらは企業HPやTwitterなどの公式SNSを確認しましょう。
最近は、個人SNSのアカウント名に企業名を含んでいるアカウントも多くあります。
最近の私のTwitterタイムライン上では、(ベンチャー企業に限らず)あまり褒められた内容とはいえない類のものが多く流れてきます。
例えば、企業の人事担当であることを公言しているアカウントが、社会通念上にてらしても変なことをつぶやいてたり、セクシャルな内容の写真を公開していたり、またベンチャーかどうかはわかりませんがブラックな労働環境であることがうかがえたり、こういったものが出てくるところは、よく検討した方が良いでしょう。
自分の価値基準と合えばOKだと思います、そうでなければキツい。
給与、福利厚生
転職エージェントなどが間に入っている場合は、あまり気にかける必要はないかもしれませんが、特に給与を下げて転職する場合、しっかりと確認すべきことはしておきましょう。
例えば固定残業代含む、と記載がある場合、それを超過した場合の残業代支払い等について、しっかりと事前に確認をしておきましょう。
起ち上がって間もないベンチャーは、福利厚生ゼロ、場合によっては健康保険についても自分で入らないといけない、というケースも(レアケースですが)存在します。
本当にベンチャー企業といっても玉石混交、大手企業の全て整った場所から転職する際は、十分に自分でリサーチする必要があります。
特に年金や雇用保険の制度等、これまで自身で詳しく知る必要がなくて良かった手続きについても、しっかりと確認しておきましょう。
ないなら入社後自分で整える!くらいの気持ちがあれば十分やっていけるでしょう。
なお、総じて確認は必要ですが、その大前提として、給料はもらうもの、与えられて当然、という感覚はこの際捨てましょう。
自身の働きに見合った分の対価をもらう、自分で稼ぐ、というマインドチェンジは絶対に必要です。
サラリーマンからの意識を変える必要がありますね!
【参考】ベンチャー企業の発行済株式数を調べる方法
会社のフェーズにもよりますが、上場を意識した転職の場合、ストックオプション含め会社の発行済株式数は気になりますよね。
資本金については書かれていても、発行済株式数については意外と記載がありません。
その場合は会社の商業登記簿謄本を取得してみましょう。
※商業登記簿謄本の取得方法については以下の記事で紹介しています↓
《あわせて読みたい》
【ベンチャー転職】非上場企業の発行済株式数を調べる方法。『登記情報提供サービス』332円で商業登記簿謄本を取得【オンライン取得可】
【気持ちの整理】事前に覚悟しておくこと

情報の整理と合わせて、同じくらい重要なのことが気持ちの整理、覚悟です。
大手企業をやめて、ベンチャー企業で働くということは、これまでの自分が培ってきた常識をまずゼロにしてスポンジにすることが重要です。
また、誤解を恐れず書けば「ベンチャー企業は不条理なものである」と、自分の想像力の枠を超えて、事前にどこまで想像しておけるかどうかも重要に感じます。
それでも(もちろんベンチャーの規模にもよりますが)、軽々と想像を超えてくる不条理があったりします。
理不尽も含めて、想定と覚悟を持っておきましょう。
転職後の働いているイメージを膨らませる
ベンチャー企業といっても、規模やスタイルも様々。
一括りにすることは難しいです。
書籍や動画など、様々なコンテンツから情報を取得しましょう。
「読んだだけで吐き気を催すくらいになれば、起業家精神として合格」と言われる一冊はこちら↓
ちなみに、以前WEBで読んだ記事でとても感銘を受け、ノートにメモしていたサイトがあるので、ここでご紹介します。
それがこちら↓
ベンチャー転職一年目の教科書
どの項目も重要だと感じる内容ばかりですが、その中でも特に、
- 当事者意識と金銭感覚
- 仕事の粒度になれる
- 内省と勉強を馬鹿にしない
- モチベーションの奴隷から脱出する
これらは心構えとして、大変役に立ったように感じます。
ベンチャー企業で働いていた際は、毎日自分の感じたことや気持ちの変化について、一言メモを残していました。
また、モチベーションという言葉を簡単に使わなくなり、モチベーションに左右されることなく、粛々と前に進む、という心構えで日々臨んでいたように思います。
今も時折、当時のノートを読み返します。
失敗した時のことを想定しておく

何をもって失敗と捉えるか、にもよりますが、例えば
- 人間関係がうまくいかなかった
- 入社前では察知できないくらいブラックだった
- 想定よりも早く退職することになった
正直、こういった部分は入ってみないとわからない部分が多々あります。
それら含めて、仮にそういう事態に陥っても大丈夫かどうか、それでもチャレンジする覚悟があるかどうか、もう一度自分自身と向き合って確認しておくべきでしょう。
家族、少なくとも夫婦間での合意は得ておく
大手企業からベンチャー企業への転職について、よくいわれるのは、「気持ちがある程度固まるまで家族には相談するな」という論調。
〇〇ブロック、なんていう言葉も生まれてますよね。
私もその論調について基本は同意です。
まだ緩い段階での軽はずみな相談は、揉める原因になりますので避けた方が吉。
ですが、気持ちが固いのであれば、少なくとも夫婦間での合意は必須です。
合意が得られないのであれば、転職についてはなかなか難しいのではないかと思います。
生活スタイルが変わる、収入が変わる、子育て中であれば尚更です。
仮に転職後、何らかの理由で退職することになる、収入が途絶える、といった最悪の場合の想定についても、仮定の話としておいた方が良いでしょう。
- 失業給付がどのくらいの期間もらえるのか、いくらもらえるか
- 毎月の生活費はどれくらいに抑えれば生活が回るのか
- 子どもが保育園に通っているなら、退園するのかどうか etc
滅多にない機会です、自分の思いを伝えるためにもしっかり話し合いましょう。
ちなみに親世代への相談については、両手をあげて賛成という反応が返ってくることはあまりないかと思います。
やはり、仕事、働き方、転職に対する世代間ギャップはあると思います。
ただ、良い関係性を構築しているのであれば、事後報告ではなく、ある程度意思が固まった段階で、事前に一報は入れておいた方が良いと思います、個人的には。
意思が固まっていれば、「まぁ自分たちの人生だから」という風になるのがほとんどだと思います。
私のベンチャー転職、実体験について

ここまでお読みいただきありがとうございました。
冒頭でも記載した通り、私はいわゆる大手企業からベンチャー企業への転職を経験しています。
このままで良いのかという不安と、自分で裁量を持って事業推進したい、という気持ちからの転職です!
ここまで書いてきたような整理と覚悟をもって、ベンチャー企業に転職をしましたが、結局その会社を、極めて短期間で退職することになりました。
退職の理由や経緯について詳細は伏せますが、自身の転職目的を達成することができなかったという意味で「失敗の転職」だったと思います。
《あわせて読みたい》
こんなベンチャー企業は要注意!就職・転職前にやばい会社を見分けるポイント15選【後悔しないために】
もちろん経験値としては、とても稀有な、自分の価値観を変えるような経験をできました。
今後に活かせればと思っているので、ただの失敗で終わらせるつもりはありません。
しない後悔よりする後悔!
間違いなく自分にとってプラスの経験です。
以上、今日は大手企業からベンチャー企業へ転職を考えている人に向けて、転職前に必ずやるべきこと、確認すべきことをご紹介しました。
情報と気持ち、両面の整理をして、覚悟を持ちましょう!
ある種勢いも大事です。
その上で、流行りや焦りに流されないように、しっかり準備と整理をしてから、後悔のない転職を実現してください。
それでは。
【関連記事】
【職務経歴書テンプレートを公開】リクナビNEXTへ登録して職務経歴書を作成しよう!【初めての転職活動】